青森産リンゴの種から抽出した美容オイル「アップルシードオイル」
2017.12.18
編集部
株式会社光城精工(青森県平川市)は、このほどクラウドファンディングサイト、「Makuake(マクアケ)」にて、同社が青森県産リンゴの種から開発、製造した美容オイル「「AOMORI APPLE SEED OIL +(プラス)」を発売した。
美容オイルは、電機メーカーの同社にとって初の美容関連商品。地元のリンゴから採れる大量の「種」に注目した地域産業の新しい芽となる製品だ。
最新の搾油装置を利用することで良質なアップルシードオイルを抽出することに成功。このオイルをベースに、アロマセラピストらの協力を得て天然のエッセンシャルオイルを配合し、天然素材100%の美容オイルを開発した。化学合成品はまったく使用していない。
フレッシュな甘さとほのかな酸味のバランスが取れた、爽やかさと温かみのある香りは、このAOMORI APPLE SEED OIL +(プラス)ならではのもの。
リンゴの種が醸す酸味と甘みに、ヒノキリーフとスイートマジョラム、ローズウッドで奥行きやシャープさを加え、リラックスできる温かみある香りに仕上げた。
原料となるアップルシードオイルは、青森県産リンゴの種の重量のわずか4%程度しか採れない貴重なオイルだ。
アップルシードオイルの主成分はリノール酸。リノール酸は化粧品やスキンケア用品にも多く利用され、保湿等のスキンケア効果があると言われている。
肌にオイルをつけると、その後に使う化粧品を弾いてしまいそうだが実際はその逆だ。肌の表面は、レンガのように並ぶ角質細胞と、その細胞同士をくっつける糊のような働きをする細胞間脂質とで構成されている。その名の通り、細胞間脂質は油溶性なのでオイルがよくなじむのだ。
オイルで水分を吸収する準備が整った肌は、驚くほど化粧水を浸透させてくれる。油の膜でフタをするのでなく、肌内部に入り込んで糊の部分を増やし、水分を蓄えてくれるのがオイルの働きだ。
- 参考リンク
- アップルシードオイル