Cambridge Consultants、低コストVOC代替
2013.07.4
編集部
発泡技術を使用した製品開発を進めていたCambridge Consultantsは、揮発性有機化合物(VOC)対策の低コスト代替手段を発表した。
VOCはヘアケア製品、日焼け止めなどの非食品製品に多く使用され、米国ではカリフォルニア州環境保護庁が消臭剤や制汗剤での使用量を制限しており、欧州では塗料での使用制限を設けている。また、欧州での消臭剤、制汗剤への規制も目前と考えられている。
今回発表の新技術ではVOCはもちろんのこと、二酸化炭素または亜酸化窒素なども必要とせず、40ミクロン以下という砂粒サイズの気泡を作り出すことができる。コストは現在の製品よりも安く、標準的なエアゾルの生産ラインを利用して製造できることも魅力という。