ニオイを可視化するソリューションに注目集まる

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2018.02.26

編集部

コニカミノルタ株式会社(東京都千代田区)の『Kunkun body(クンクン ボディ)』(税込3万円)が、ニオイ(体臭)の種類を嗅ぎ分けて強さを測定し、可視化する体臭測定ソリューションとして、注目を集めている。同社の新規事業開発を行うBusiness Innovation Center(BIC)Japanを通じて販売している。

人の鼻は同じニオイをしばらく嗅いでいると、そのニオイを感じにくくなってしまう性質(疲労性)がある。そのため、人は自分のニオイの自覚が難しく、自分が無自覚にニオイを発していることに気づけない可能性がある。

マンダムの調べによると、職場で気になる身だしなみ1位はニオイ、気になるが最も指摘しにくい身だしなみも1位というデータもある。『Kunkun body』を使って自覚が難しい自分の体臭を可視化することによって、ニオイが出ていなければ安心することができ、またニオイが出ていたとしても対策を打つことができるようになるため、人は気になるけれど自分はどうなのか、という自身の体臭に対する不安を解消できる。

『Kunkun body』は、測定デバイスとスマートフォン用アプリケーションから構成。不快なニオイとされる汗臭、加齢臭、ミドル脂臭の3大体臭成分を検知、嗅ぎ分け、測定したニオイを独自のシステムによって定量化、10段階で表示する。測定結果のレベルによりニオイ対策が必要かどうか客観的な判断が可能になる。

ニオイ対策は暑い夏だけのことと思われがちだが、冬は汗腺機能が低下し、成分の濃い汗が出るため、夏に比較しニオイが強いと言われており、年間を通じたケアのニーズがあるという。

参考リンク
『Kunkun body(クンクン ボディ)』専用サイト

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