アモーレパシフィック、日本市場に『innisfree』を投入

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2018.02.27

編集部

アモーレパシフィックジャパン株式会社(東京都港区)が日本市場における第3ブランドとして『innisfree(イニスフリー)』を展開する。韓国チェジュ島の自然の恵みから生まれたスキンケアブランドで、第1号店を3月16日に東京・表参道(渋谷区神宮前6-3-9)にオープンする。『innisfree』専門店としては「計3店舗出店する」(代表取締役の林正浩氏)計画だ。

『innisfree』は、「20~30代のミレニアム世代をメインターゲットとし、ナチュラルビューティを実現する」(林氏)ことをコンセプトに掲げている。中でも『グリーンティーシード セラム』(80ml、税抜2900円)はチェジュ島の美容茶葉を用いた、グローバル市場で最も人気の高い美容液。「水の代わりに生緑茶葉の抽出水を使っている。2400品種の茶葉から238品種を選別し、さらに美容専用の品種を開発した」(ブランドサイエンスチームシニアリサーチャーのJin Yujin氏)という。

ただ単に茶葉を絞るだけでは効率的に抽出できない。そこで、同社独自のダブルスクイーズ製法を開発し、「酵素を使って有効成分の高い抽出に成功した」(Jin氏)。これにより、アミノ酸は従来の3.5培あり、保湿効果を高めた。

同社の直近のグローバル売上高は7000億円超で、『innisfree』の売上高は1200億円に上る。『innisfree』は、『IOPE(アイオペ)』『ETUDE HOUSE (エチュードハウス)』に続く日本市場における3つ目のブランドとなる。販売チャネルは『IOPE』はECのみだが、『ETUDE HOUSE』はメイクアップ専門店を全国で展開している。

参考リンク
アモーレパシフィックジャパン株式会社

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