ユーグレナ社、ヘルスケア事業で新領域「生命科学×IT」に参入

最新商品

2018.03.2

編集部

株式会社ユーグレナ(東京都港区)と株式会社ジーンクエスト(東京都港区)は、3月1日より、ヘルスケア事業における新領域への参入として、「生命科学×IT」の統合プラットフォーム『ユーグレナ・マイヘルス』を開始した。

『ユーグレナ・マイヘルス』は、「未来の自分を健康にする」をブランドコンセプトに、ユーグレナ社が提供するヘルスケアサービスと、ユーグレナグループのジーンクエスト社が手がける生命科学データのプラットフォームを連携させながら、パーソナルヘルスケアのソリューションの提供を行う。

高齢化が進展している日本では、個人のクオリティ・オブ・ライフ(人生の質、QOL)の向上と社会的負担の軽減のためにも、健康的に過ごせる寿命としての「健康寿命」を延ばすことが注目されており、運動・食事・睡眠などの従来アプローチを補完する複合的なソリューションが求められている。

『ユーグレナ・マイヘルス』は、「科学(Science)」「信頼(Credible)」「パーソナル(Personal)」の3つを軸に展開する。具体的には、学術研究などに基づいた多様な検査サービスを通じて、自分の健康リスクや体質、健康状態を把握してもらったうえで、一人ひとりに対応したヘルスケアソリューションの提供を目指す。

第1弾として、個人向け大規模遺伝子解析サービスの日本におけるパイオニアであるジーンクエスト社のノウハウを用いた、健康リスク・体質・祖先について約300項目を解析する遺伝子解析サービスを3月1日より販売開始。

また2018年中に、体内の酸化ストレスの度合や食事からの塩分摂取傾向を測ることができる尿検査サービス、腸内環境や体質がわかる腸内フローラ(細菌叢)解析などのサービス、オンラインで厳選された医療関連記事の閲覧や医師や専門家に相談ができる医療相談サービスなどを『ユーグレナ・マイヘルス』にて順次展開し、2019年以降もヘルスケアを基本から支えるサービスを拡充していく。

参考リンク
ユーグレナ・マイヘルス

#

↑