ヤマサキ、2018年2月期の売上高が前期比3%増に

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2018.04.24

編集部

海藻コスメブランド『ラサーナ』を展開する株式会社ヤマサキ(広島県広島市)はこのほど、2018年2月期の売上高が前期比3%増の41億5000万円となったと発表した。

前期までの売上高は、40億円台をキープしている状態だったが、自社の強みである「洗い流さないトリートメント」のカテゴリーで新商品を発売し、前期比3%増のV字回復を果たした。

販売チャネル別の業績を見ると、通販(売上高:カタログが15.9憶円、ネットが7.4憶円)が前期比5%減と落ち込んだものの、店頭(同:18.2憶円)が同16%増と大きく伸長し、通販をカバー。また店頭は、全社売上構成比において44%と過去最高の比率となった。

2017年3月に店頭専売商品として、洗い流さないトリートメント『ラサーナ 海藻 モイスト ヘアミスト』と『ラサーナ 海藻 スムース ヘアミルク』を発売した。この商品は“忙しい朝は、簡単に髪をケアしたい”という店頭ユーザーの声を反映した商品となっている。

2017年6月には、広島県の特産品である瀬戸内レモンの精油を配合した『ラサーナ 海藻 ヘアエッセンス 瀬戸内レモンの香り』を発売し、予想を大きく上回る反響で、通販では一時欠品し、急遽、工場は増産体制に入った。また、この商品は、化粧品として初めて「瀬戸内ブランド商品」に登録された。

2019年2月期の売上高は前期比7%増の44億7000万円を目標として掲げた。店頭と通販の両チャネルがラサーナブランドのシナジー効果を高める販売戦略を立案するとしている。

参考リンク
株式会社ヤマサキ

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