花王、インバウンド需要伸長で1Qの当期純利益は14.9%増

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2018.04.27

編集部

花王株式会社(東京都中央区)は27日、2018年12月期第1四半期の売上高が前年同期比1.6%増の3506億4500万円、当期純利益が同14.9%増の277億7400万円となったと発表した。デパートチャネルを中心とした化粧品のインバウンド需要が大きく伸長した。

セグメント別の売上高を見ると、化粧品事業は前年同期比3.6%増の606憶円。デパートチャネルの『SUQQU』『エスト ザ ローション』および新しい乾燥性敏感肌ケア『キュレレ』が好調だった。

スキンケア・ヘアケア事業の売上高は前年同期比3.0%増の794憶円。スキンケアの『ビオレ』がアジアで順調だったのに対して、ヘアケア製品は欧州で熾烈な競争に巻き込まれた。

2018年12月期通期の売上高は前期比3.4%増の1兆5400憶円、当期純利益は同3.4%増の1520憶円を見込んでいる。

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花王株式会社

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