コティ2018年度第3四半期の売上高22億2270万ドル
2018.05.17
国際部
米コティが9日に発表した2018年度第3四半期の決算によると、2018年1月1日から3月31日の売上高は22億2270万ドルだった。 これは前年同期比で9.4%増加し、 CER(恒常為替レート)ベースで3.4%増加したことになる。高級香水やスキンケアを展開するラグジュアリー部門とサロンスタイルのヘアケアやネイルケアブランドを展開するプロフェッショナルビューティー部門の売上は堅調だったが、消費者向け化粧品を展開するコンシューマービューティー部門は低迷した。
ラグジュアリー部門の売上高は、前年同期比18.6%増、 CERベースで11.8%増の7億5250万ドル。昨年買収した「バーバリービューティ」ブランドの化粧品の売上増、「グッチ」、「ティファニー」、「クロエ」などの高級香水ブランドの売上増が寄与した。
プロフェッショナルビューティー部門の売上高は、前年同期比9.7%増、 CERベースで1.9%増の4億4850万ドル。「OPI」、「ウエラ」ブランドの収益の増加が奏功した。
コンシューマービューティー部門の売上高は、 前年同期比3.3%増、 CERベースで1.2%減の10億2170万ドル。リローンチした大衆向け米国ブランドの一部の売上が予想を下回る結果となった。