総医研HD、化粧品事業は中国越境EC向け依存度が高く

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2018.05.17

編集部

大阪大学発バイオベンチャーの株式会社総医研ホールディングス(大阪府豊中市)はこのほど、2018年6月期第3四半期の売上高が前年同期比34.1%増の40億7500万円、当期純利益が49.7%増の1億9200万円となったと発表した。化粧品事業においては、中国の越境EC向け商品の販売が伸び、売上依存度が高くなっている。

化粧品事業の業績を見ると、売上高は前年同期比24.7%増の高11億5200万円、営業利益は同180.2%増の2億4500万円となった。通信販売部門の売上高は販売の減少傾向が続き、同17.7%減の1億5600万円。一方、卸売部門の売上高は、ヒット商品である『PHマッサージゲルPro.』の販売が堅調に推移したほか、同商品のヒットが『モイスチャークリームマスクPro.』などの他の商品にも波及したこともあり、中国の越境EC向け商品の販売が伸びた。

2018年6月期通期の売上高は前期比27.8%増の53億円、当期純利益は同50.1%増の2億8000万円となる見通し。

参考リンク
株式会社総医研ホールディングス

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