EU、ヘアカラーの染料成分の規制をさらに検討

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2013.07.17

編集部

欧州連合(EU)は、ヘアカラー及びまつ毛カラーの染料の成分規制に、新たに化学成分を追加する提案があることを世界貿易機関(WTO)に通達した。議決されると、これらの含有成分は「欧州化粧品規制」の附則第III項目の化粧品が含有してはならない成分の一覧に追加される。

近年、EUでは化粧品の安全性への規制強化が活発になっている。2006年にヘアカラーの染料成分の規制をしたのに加え今回の提案で以下を含める化学物質の安全性について検証する。

ジクロロメタン
1,2,4-トリヒドロキシベンゼン
5-アミノ-6-クロロ-o-クレゾール
2,2’メテレンビス-4-アミノフェノンHCI
4-アミノ
ベーシックブラウン16     など

「消費者の安全性を検討する委員会(SCCS)からの意見に基づき、附則第IIIのリストにあげている22の化学成分の使用禁止を確認することと、現在、ヘアカラーの染料に使用している10の成分をまつ毛カラーの染料にも利用を認めることが今回の主な目的である」とコメントを載せている。但し、まつ毛カラーは「プロフェッショナル専用」などの注意書を添えることを義務付ける、としている。

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