医薬部外品OEMメーカーの株式会社天真堂（東京都江東区）はこのほど、健康食品や美容商品を販売する株式会社ミオナ（岐阜県各務原市）から一部事業を譲受したと発表した。通販事業のさらなる拡大が狙い。

今回譲受したのは、ミオナの健食通販事業。同事業では、微生物を利用し生産されるカツオ節に着想を得て2000年に微生物ダイエットサプリ『シースルーライト』を開発し発売を行っており、テレビショッピングでヒットし、これまで累計320万袋を売り上げている。

今後は、天真堂の子会社の美研酵素株式会社で、ミオナの主力商品だった『シースルーライトBB』をリニューアルし、『シースルーライトBB プラス』として7月から販売を開始する。通販事業の拡大と共に新たなノウハウを創出し、天真堂の既存事業と共有化することで、通販支援によるクライアントの売上拡大を目指す。さらに、海外でのBtoB事業も視野に入れて事業全体の拡大を図っていく。

『シースルーライトBB プラス』は、『シースルーライトBB』の処方をベースに、新たな成分「コンナルス・ベラ」「大豆イソフラボン」「イヌリン」のほか、特許成分「スダチエキス」を追加したことで、ダイエットサポート効果の向上とダイエットによるバストダウンの抑制効果をプラスした。

さらに、効果はそのままに、従来品の一日5粒から3粒摂取になり、続けやすくなった。販路はインフォマーシャルを中心にWebプロモーションと合わせて全国展開していく計画だ。