ロサンゼルスを拠点にメイクアップブランドを展開するライムクライムは、18日、米投資会社 テングラム・キャピタル・パートナーズ に買収されたことを発表した。買収額など詳細については明らかにされていない。同日、ライムクライムの 最高経営責任者（CEO）としてスキンケアブランド・フレッシュの元ゼネラルマネージャーのステイシー・パナガキス氏が就任した。

2008年創業のライムクライムは、100％ビーガン、 クルエルティーフリーの製品を販売することで知られており、先進的でデジタル時代の美容ブランドとして人気を高めてきた。Eコマースを主力にソーシャルメディアでは世界中から440万人のフォロワーを持つ。アメリカ市場では大手百貨店ブルーミングデールズや化粧品小売チェーンのアルタ・ビューティで販売されるほか、ロンドン、シンガポールなど国際市場にも進出していた。

テングラムの買収により、ライムクライムの成長戦略がより力強く支えられる。 今後の経営方針について、引き続き主力の販売チャネル（Limecrime.com）に注力し、顧客に愛され支持されている製品をより多く提供するために、小売業者とのパートナーシップを積極的に追求していく、としている。