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LVMH、2016年の売上376億ユーロ、化粧品部門は6%増収

世界有数の高級品グループ・モエヘネシー ルイビトン(LVMH)は、2016年の売上高は前年比5%増の376億ユーロを記録したと1月26日、発表した。香水・化粧品事業グループの年間売上は49億5300万ユーロで前年比6%の増収だった。

第4四半期の収益は前年同期間と比較して9%アップ。ヨーロッパ、アメリカ市場は良好な成長軌道に乗っており、日本を除くアジア地域でも好調な勢いを維持したと報告。

香水・化粧品部門では、ディオール・フレグランスの 象徴的な香水「ジャドール」と「ミスディオール」、男性用フレグランス「ソヴァージュ」の成功に牽引されて世界市場でのシェアを大幅に伸ばした。ゲラン、ベネフィット、 メイクアップフォーエバー、Fresh、 Kat Von Dなど化粧品ブランドの売上も堅調だった。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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