鈴木ハーブ研究所 ~デジタルマーケッティングを強化~

2021.08.12

特集

編集部

鈴木ハーブ研究所は、マーケティングの課題を改善する施策として商品体験がリアルに伝わる動画(UGC)の活用を促進する計画。特に、デジタル広告経由でのCVR向上に取り組んでいる。

同社は、これまで新聞広告などオフライン中心のマーケティングを行なってきた。しかし、顧客の購買行動は多様化し、スマートフォン経由の購買も目立って増加する状況にある。

写真はイメージです

こうした背景から、デジタル領域での広告・マーケット戦略において効率的にCVR(Conversion Rate=コンバージョンレート、広告のリンクをクリックした数のうち、何割が商品購入や資料請求などが獲得でき、最終成果に至るかの割合を示す指標)やCPA(cost per acquisition=顧客獲得単価)を改善し成果をあげていくことが重要と判断。

そのための、具体な取り組みとして広告LP(ユーザーが広告から一番先に着地するページ)の改善施策をうちだした。

デジタル広告市場の流れが早く近年は、広告枠の単価も上がり、それに伴ってCPAも高騰している。広告LPを改善することで、効率よくコンバージョンにつなげる狙い。

特に、LPの改善を図るため、顧客の口コミを広告LP(ユーザーが広告から一番先に着地するページ)に活用することにした。こうした商材は、購入を検討する際

「実際に商品を使った他の顧客の体験談が後押しになる傾向がある」との考えによる。

そのため、広告LP(ユーザーが広告から一番先に着地するページ)に口コミのコンテンツを掲載すれば、購買率の向上に繋がると考え、口コミコンテンツの1つであるSNS上のUGC(User Generated Content=一般ユーザーによって作れられたコンテンツ)を活用できるシステムを導入した。

同社は、通信販売がメインで、店頭で実際に商品を説明することができなかった。そうした中で、顧客に商品への理解等を数値として可視化でき、LP上にUGCを表示することで、たくさんの人が使っている商品であることを伝え、さらに表示されているUGCをクリックすると、投稿した人のインスタラムにアクセスして詳しい投稿内容を確認することができるなどの成果に繋がっている。

今後は、クリエイティブ、ランディングージ(LP)の両面でUGCの活用に取り組み収益向上に繋げていく計画。

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