女性経営者連載3・グレースモード(下) ~インスタグラムメディア「エム」で広告メニュー新展開~

2021.10.25

特集

編集部

グレースモードは、コスメのライフスタイルに特化したインスタグラムメディア「エメ」を運営する中で、2020年9月からインスタグラム新機能「リール」などを含む広告メニューを開始した。

写真はイメージです

エメは、インスタグラムを中心に欲しいと思うコスメとの出会いやライフスタイルなどをお手伝いするコンテンツを展開するコスメメディア。

現在、エメのフォロワー数は約54万人、1投稿あたりのリーチ数(フェースブックページの投稿がファンのタイムラインに表示される状態を指す。リーチ数が多ければ多いほど多くのユーザーに投稿が見られている反面、低いと少数のユーザーにしか見られていないと判断する)が平均105万人を超えるとみられる。また、エンゲージメント率(投稿に対してどれくらいのエンゲージ(反応、シェアなど)があったかを計る指標)も約4.7%の水準にあるとみられるなどフォロワー数、エンゲージ率とも国内屈指のコスメメディアとなっている。また、フォロワーの約80%がF1層と呼ばれる18-35歳の女性で占めている。

実際にリアルでコスメを試せる場がほとんどなくなっている今、オンラインでの情報収集がより活発になっている。単に情報の発信のみで終わるのではなく、インスタグラムからECでの購入をサポートするためのプランを新しく開始した。ライブを使ったコマースも提案が可能。

こうしたエミの新しいサービス法として エミがこれまで培ってきた1投稿平均100万リーチするコンテンツ作成のノウハウをもとに、製品の特徴やメリットをより興味をもってもらえるようなコンテンツに落とし込んで専任のライターが作成するタイアップ投稿を促進。また、15秒の短い動画で製品の魅力をアピールできリール機能の充実を図り、動画の企画から撮影まで一貫して社内で行えるなどこれまでの運用実績を生かしたコンテンツの作成を可能とした。
さらに、ECヘの導線となるキャンペーンページの作成も受注しており、インスタで培ったノウハウを生かした、制作が可能。同時に、タイアップ投稿やストーリーなどをそのままエミとして広告をインスタグラムに出稿できる広告配信に乗り出している。
こうしたインスタグラム新機能「リール」やEC施策を含めた広告メニューを開始することで、収益の向上につなげる。

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