【連載企画】ホームケア製品VSエステティックサロン!?美容家電を使っているお客様は大歓迎――サロンからの声は(1)

2013.04.8

特集

編集部

美容家電・ホームケア製品の利用実態とサロンの関係を探る本連載。
今回は、若い女性を中心に支持を得ている、「ビュティック」(東京都港区)にお伺いした。

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「美容家電、持っているけれど使っていない」方が多い

「サロンに通っているお客様は、ほとんどの方がホームケア製品を1、2個は持っていると感じています。でも、持っているけれど使っていない、という方が多いのではないでしょうか。」
と語るのは、同サロン代表の植村絵里氏だ。

ビュティックは2011年にオープン。デイリーケア(1000円~3000円)に加え、「小鼻の毛穴吸引クリーニング」「美白ビタミンCイオン導入」(1000~3000円)など気になる部分をケアするメニューを組み合わせ、顧客自身が券売機で支払いを済ませるシステムを採用している。明確な料金設定と、すきま時間でも立ち寄れる手軽さが好評のサロンだ。
顧客の年齢層は学生から70歳代まで幅広いというが、なかでも多いのは35歳~45歳で、肌の悩みが出やすい年齢層。日中は子育て中の主婦、17時過ぎは仕事帰りのOLが中心となるそうだ。男性も2割程と比較的多い。顧客の美容に関する悩みとして挙げられるのは、フェイスラインやほうれい線のたるみ、乾燥、アンチエイジングだという。
こうした相談にのることも多いという植村氏は、「ホームケア製品を持っているが使わないという方は、使い始めるまでの準備が面倒、どのように使えば効果があるのかがわからないという方が多い。何よりも、自分では結果がわかりにくいので続けられず、そのうちに使わなくなってしまったのではないでしょうか」と分析する。
一方で、比較的高価格のホームケア製品の売れ行きはよいそうだ。同サロンで販売している、10万円を超えるエレクトロポレーションのホームケア製品は好調だという。エステティシャンが強く薦めることはないが、興味を持った顧客に詳しい内容を聞かれることも多いという。「使用した時に、単に“気持ちがいい”だけでは続かない。目で見てわかる効果がすぐに出なければ、お客様が使い続けるモチベーションはなかなか働かないでしょう。反対に、効果がすぐに実感できる製品であれば、10万円以上の機器でも売れるといえるのでは」と植村氏は語る。

お問い合わせ
ビュティック
(TEL:03-3479-6633)

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