2015.07.13
【12】クラブコスメチックス、和漢植物エキスで肌の潤いを持続(下)
ヤマトトウキは明日香村、ヤマトカキハは五條市、ヤマトシャクヤクは西吉野、ヤマトジオウは桜井、ヤマトオウバクは信貴山系の農家でそれぞれ栽培され...
化粧品や育毛剤などに化粧機能性や皮膚などへの作用機序を持つ漢方や生薬を配合して商品を開発し、ビジネス展開する新しいイノベーションの波が急速に進展している。漢方や生薬の製剤各社などが加盟する日本漢方生薬製剤協会の調べでは、国内で使用された甘草などの代表的生薬原料生薬の種類は、平成22年度で264品目、総使用量が約2万2,000トンに達した。また、平成22年度で生薬の国内総使用量2,577トンに対する生産国の割合は、日本産11.7%、中国産80.8%と生薬の確保は、中国からの輸入に頼らざるを得ない状況にある。そうした中で生薬製剤各社などを中心に生薬、薬用植物を化粧品に応用する技術開発に取り組む一方、薬用植物の栽培技術に乗り出すなど販売を含めたビジネスの取り組みが大手、中小を問わず一段と活発になってきた。
そこで“美容漢方〟という新しい概念のビジネス創出を標榜する美容経済新聞社は、5月11日から漢方や生薬を使った化粧品ビジネスに視点を当てた編集企画「我が社の漢方・生薬配合化粧品ビジネス」と題する連載をスタートし“美容漢方〟という新しいビジネス創出に取り組む各社のビジネス展開に迫った。
2015.07.13
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