中高生が最も受けたい授業は 「『カルピス』こども乳酸菌研究所」

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2013.12.17

編集部

カルピス株式会社(東京都渋谷区)が実施している出前授業「『カルピス』こども乳酸菌研究所」が、株式会社リバネス(東京都新宿区)が運営する教育応援プロジェクト主催の『教育CSRシンポジウム2013』(2013年12月1日開催)で、中高校生が受けてみたいと思う授業を表彰する『中高生が選ぶ教育CSR活動』で大賞を、『教育CSR大賞』で部門賞を受賞した。

『教育CSR大賞』は、教員をはじめとする教育関係者や一般市民が、リバネス教育応援プロジェクトにノミネートされた企業の教育応援活動の中から子供に勧めたい、学校で活用したい活動をウェブ投票で選び、この投票結果をもとに部門大賞を、有識者らの特別審査とシンポジウム参加者により大賞を決定する。「教育的価値が考慮されているかどうか」「社会貢献活動の実現、社内人材育成など企業にもメリットがあり、継続性のある活動であるかどうか」が審査のポイントとなる。また本年度新設された『中高生が選ぶ教育CSR活動』は、中・高校生が自分が受けてみたいと思う活動をウェブ投票により選び、最も票数が多かった企業を大賞とした。カルピスは、全国の中高生から計1,932票を獲得した。

「『カルピス』こども乳酸菌研究所」の授業は、「カルピス」の原料となる生乳の特徴や「カルピス」の味をつくる“発酵”のしくみについて、乳酸菌の顕微鏡観察や乳酸菌の働きの違いを実際に匂いをかいだり味わったりと五感を使った体験を通して学ぶ。授業の後半ではゼロから何かを作り出す大切さや未来への夢を持つ楽しさを社員とのディスカッションにより考えていく90分プログラム。小学校4~6年生を対象に家庭科、理科、総合学習の何れかの授業で実施されている。実施小学校近隣の事業所社員が講師を勤め、児童5~6人に対して1人の社員がつく。2013年は108名の社員が参加し、事業所近隣の15校延べ1070人の児童を対象に実施した。

子どもが好きな身近な飲み物を題材としていることや身近な学びを大切にしていこうというスタンスに加え、スタッフの事前研修を行って社員の動機付けをし、プログラムの効果を最大化していることなどが受賞に結びついた。


『カルピス』こども乳酸菌研究所_授業風景1 『カルピス』こども乳酸菌研究所_授業風景2

 

参考リンク
教育CSRシンポジウム2013

 

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