イソフラボンサプリメントに「有害ではない」という評価

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2015.10.28

国際部

閉経後女性用のサプリメント、イソフラボンに有害だという証拠は見られなかったという報告が10月21日、EFSA(欧州食品安全機関)のサイトに掲載された。

イソフラボンは特に大豆、レッドクローバー、葛の根などから得られ、その抽出物が栄養サプリメントの成分としてよく使用されている。研究者らは、この研究は製品の3か月から1年以下という短期間での調査という限定であることを強調しながらも、有害であるという証拠はなかったという結論を発表した。今回の研究は、EU圏内で入手できる閉経期女性を対象としたイソフラボンサプリメントに含まれるイソフラボン自体の含有量を調べ、乳腺、子宮、甲状腺に対する影響を評価したもの。

EFSAは2002年に設立されたEU(欧州連合)の専門機関のひとつ。EU圏内における食品の安全を専門家による研究成果からの情報提供やリスク評価などを行っている。

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