しみ「ぬれタオルでトントン」はダメ!プロが教えるしみ抜き術

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2016.06.14

編集部

株式会社NHK出版(東京都渋谷区)は、プロが教える簡単なワザで、 お気に入りの衣類が驚くほどキレイに長持ちする方法を満載した『NHKまる得マガジンMOOK お気に入りを長く着る 衣類のお手入れ ~洗濯・しみ抜き・つくろい・しまい方』をこのほど発売した。

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食事中にしみを付けてしまったとき、 思わず水でぬらしたタオルなどでふいてしまいがち。ところが、 水分で繊維が広がり、 すき間に汚れが入り込んで、 一層しみが落ちにくくなることも。 また飲食店のおしぼりや紙おしぼりには塩素が含まれ、 色落ちしたり、 生地を傷めたりする可能性もあるという。

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「水洗いできる衣類のしみは、 24時間以内ならほとんどが家庭で落とせます」と大阪で老舗クリーニング店の三代目をつとめる中村安秀さんは言う。

「まずはしみの成分を知ること。 水溶性のしみは台所用中性洗剤で、 油溶性のしみはクレンジングオイルで、 不溶性のしみは汚れをたたき出して落とすのが基本です」。

さらに日々の洗濯のコツも紹介。 取扱い表示の読み解き方、 洗濯ネットの賢い使い方、 クリーニングの指示があるおしゃれ着を洗濯機で洗う方法、 梅雨時の部屋干しのコツなどなど、 衣類の傷みがグンと減るテクニックが満載だ。

【目次と主な構成】
CHAPTER 1 洗濯編 
洗濯前にすること/毎日の洗濯のポイント/おしゃれ着を洗う/干すときのポイント など
CHAPTER 2 しみ抜き編
しみ抜きをする前に
食品のしみ(コーヒー、 しょうゆ、 ゴマ油、 カレー、 ミートソース、 焼き肉のたれ、 ワイン、 ガム)
化粧品のしみ(口紅、 ファンデーション、 マニキュア、 マスカラ)
分泌物(えり、 そで、 汗じみ、 尿、 血液)
泥汚れ(スニーカー、 泥はね、 自転車チェーン)
その他のしみ(クレヨン、 ボールペン、 蛍光ペン、 かび、 花粉) など
CHAPTER 3 つくろい編
あると便利な道具/つくろいの準備/ボタンをつける/すそのほつれ/かぎ裂き/穴あき など
CHAPTER 4 しまい方編
衣類を傷めない日々のしまい方/長期保管の仕方 など

参考リンク
NHK出版

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