理研ビタミン、「わかめの摂取で腸内環境が整えられる」

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2018.03.15

編集部

理研ビタミン株式会社(東京都千代田区)は、わかめを摂取することにより排便状況が改善され、おなかの中でビフィズス菌の占有率が増えることをヒト試験で確認した。

排便日数が3~5日/週の便秘気味の女性21名を対象に、乾燥カットわかめ4g/日を食べる前の2週間と、食べている2週間の合計4週間で試験を実施。わかめを食べる前と後の腸内細菌の種類や存在割合を、糞便を回収して解析した。

この結果、わかめを食べていた期間は、食べていなかった期間と比べて、排便量、回数、日数が顕著に増加した。また、わかめの摂取前と比較し、摂取後で糞便中のビフィズス菌の割合が上昇し、腸内フローラが変動することが明らかとなった。

今回の研究結果から、わかめを摂取することにより、排便状況の改善や腸内フローラの変動が認められたため、腸内環境が整えられることが期待されるとしている。

3月16日の日本農芸化学会2018年度大会(開催期間:3月15日~18日)にて発表する。

参考リンク
理研ビタミン株式会社

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