世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

米カリフォルニア州で『動物実験された化粧品販売禁止法案』可決

アメリカのカリフォルニア州議会は、9月1日、 動物実験された化粧品の販売を禁止する法案「The California Cruelty-Free Cosmetics Act, SB 1249(カリフォルニア州クルエルティフリー化粧品法 SB1249)を満場一致(80対0の票決)で可決したと発表した。カリフォルニア州知事ジェリー・ブラウン氏が可決法案に署名すれば、2020年1月1日より、いくつかの例外を除いて、動物実験された個人用衛生製品を含むパーソナル・化粧品の州内での販売が全面的に禁止となる。

違反した場合、5000ドルの罰金が課せられ、販売を続けた場合は一日につき1000ドルの違反金が追加される。

諮問医師委員会の研究政策担当者のKristie Sullivan(M.P.H.)氏は、「現在利用可能な非動物試験法の使用が急増し、今後は 多くの試験法の開発が促進するだろう」などとコメントしている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP