エイボン・プロダクツは、19日、同社が推進する事業再建のさらなる一歩として米国の事業をニューヨーク州ロックランド郡サファーンにある既存施設に集約すると発表した。同州ウェストチェスター郡ライにあるオフィスの売却は2019年に完了する予定で、おおよそ100のポジションで人員削減を推進する。

今年2月に最高経営責任者(CEO)に就任したヤン・ザイダーフェルト氏は、「エイボンは国際ビジネスに焦点を合わせており、米国の事業を簡素化することは論理的であり、今後の業績向上を目指す」とコメントしている。また、「 従業員に影響を与えるような決断は決して容易ではないが、敬意を払って慎重に移行したい」などと付け加えている。