眉間のしわにもカルシウムハイドロキシアパタイト注が有効

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2018.11.6

国際部

顔面への注入用充填剤として利用されているカルシウムハイドロキシアパタイトの顔上部1/3への効果を評価した成果が10月25日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。

カルシウムハイドロキシアパタイトは現在、主にあごのラインやほうれい線部分の溝のリフティングなど顔の中間~下に使用されることが多く、こめかみ、眉間、額などの顔の上部にはヒアルロン酸充填剤が標準治療となっている。

今回、2016~17年に実施された、顔上部1/3へのさまざまな注入法によるカルシウムハイドロキシアパタイト注射の安全性、有効性および合併症率を検討した。対象は30~73歳までの70人、うち61人が女性だった。カルシウムハイドロキシアパタイト注射を、標準稀釈のエピネフリンを含む16.7%のリドカイン)で用い、多くの注入にはカニューレを用いた。カルシウムハイドロキシアパタイト注射はすべての治療で有効性を示し、高い忍容性を示した。重大な合併症は記録されなかった。

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