ヒアルロン酸ダブル配合 目もと用マイクロニードル化粧品
2018.11.29
編集部
コスメディ製薬株式会社(京都府京都市)は、独自に開発した持続型ヒアルロン酸を使用した目もと用マイクロニードル化粧品「クオニス ダーマフィラー プレミア」を発売した。
ヒアルロン酸は肌に存在する「ヒアロニダーゼ」という酵素によって少しずつ分解され、保水力が減少。今回、同社が開発したヒアルロン酸誘導体「持続型ヒアルロン酸」では、特許技術によってヒアロニダーゼによる分解を遅くすることに成功した。
新製品は、この持続型ヒアルロン酸と、立体型ヒアルロン酸をダブルで配合。これにより、既存品と比べて持続率が約1.4倍アップしている。
さらに、成分の約90%がヒアルロン酸で、水分が非常に少ないというマイクロニードルの特徴を活かしてレチナールの安定化に成功。レチノールとともにビタミンA誘導体をダブル配合した。この他、ビタミンC誘導体、ヒト型セラミドをはじめとする5種類のセラミドなどの美容成分を配合。
皮膚本来の成分であるヒアルロン酸などでできた超微細な針に薬剤成分を結晶化させる「溶解型マイクロニードル」は、肌に貼付するだけで皮膚内部の水分によって針そのものが溶けだし、簡単・安全に成分を皮膚内にリリースする。
この技術を化粧品に応用して2008年に世界で初めて工業的製法を確立、商品化に至った。剣山のように配列させたパッチ状のヒアルロン酸マイクロニードルが角質層に浸透して溶解し、そのまま肌に留まるというマイクロニードル化粧品は、「次世代の化粧品」として発売当初から大きな反響を得ている。
- 参考リンク
- クオニス