米メイシーズ、美容製品に「拡張現実アプリ」を投入

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2019.03.29

国際部

米百貨店チェーンのメイシーズは、美容製品の簡単に試すために拡張現実(AR)アプリを導入していくようだ。3月3~6日にラスベガスで開催された国際小売会議「Shoptalk」で、メイシーズの今後のオムニチャネルへの取り組みの一環として、購入前、消費者が美容製品を簡単に自分の顔に試すためにAR技術の本格的導入を発表した。同社はAR開発企業 Modiface(モディフェイス)と提携して、今春の後半からアメリカの限定したチェーン店でARアプリサービスを提供していく。

メイシーズは2018年に約20種類の口紅を仮想に試す実験に成功しており、今回は口紅のほかファンデーション、アイメイクなど主要ブランドの1000以上の美容製品に拡大して仮想化粧体験ができるようになる予定。 単一の製品を試す以外に全体的な外観を試すことも可能になり、体験結果をソーシャルメディアで共有することもできる。

美容業界でAR技術を採用して、消費者の仮想体験を円滑化する動きが活発化しており、特にEコマースにとって重要なマーケティング戦略になってきているようだ。

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