アメリカ人はコンビニでより健康的で新鮮な食品を求める
2019.04.4
国際部
アメリカ人はコンビニエンスストアでより健康的で新鮮な食品の選択肢を求めているようだ。 米システム管理会社Vixxoは、1日、米消費者のコンビニの利用状況を調査した結果、このような報告を発表した。消費者の32%がより健康的なスナック商品を求めており、63%が果物や野菜など新鮮な食品をより好んでいることが明らかになった。また、消費者の68%は、健康的なサンドイッチやサラダを提供している店があればもっと頻繁に利用したいと思っているという。
同社は全米で1000人を超えるアメリカ人成人を対象にアンケート調査を実施した。 調査によると、回答者の約3分の2(61パーセント)が少なくとも週に1回はコンビニを利用し、ほぼ4分の1(22パーセント)が毎日利用すると回答。利用する店に関する質問では、5分の1(15%)未満が特定な店をひいきにしているとし、85%は定期的に複数の店舗を利用していることが分かった。5人に2人は、定期的に3つ以上の店舗に行くと回答しており、利用時間は通勤中、運転中、昼休みなどだった。
回答者の多くはコンビニで調理食品を購入しておらず、回答者の9割以上が飲料水を購入しているという実態も明らかになった。 コーヒーが最も人気のある選択肢(32%)で、ボトル入りソーダ(19%)、ファウンテン飲料(14%)、ボトル入り飲料水(13%)と続いた。
コンビニ店舗へ改善を求める項目では、豊富な種類の提供(30%)、品質の向上(20%)、清潔さ(16%)が上位に上がった。