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米ウッジウェル、男性カミソリの D2Cブランド・ハリーズを13億7000万ドルで買収

米エッジウェル・パーソナルケア・カンパニーは、9日、男性カミソリの D2Cブランド Harry’s(ハリーズ)を13億7000万ドルで買収すると発表した。合併後は、共同で次世代の消費者ブランドを構築とビジネス拡大を可能にするプラットフォームを作成していく。

ハリーズは2013年、Andy Katz-Mayfield氏とJeff Raider氏が、男性カミソリ のDirect to Consumer(D2C:直接消費者と取引)販売会社として設立して以来、 男性用のシェービングおよびパーソナルケア分野で急速に売上を伸ばしきた。同社のブランド構築と消費者向けマーケティングにおける専門知識は、エッジッウェルの製品開発技術、知的財産を補完するとみられる。

エッジウェルは、昨年、 高級男性用スキンケア製品を開発販売する Jack Black(ジャックブラック)を買収しており、有望である男性グルーミング市場での製品ポートフォリオの拡大を加速している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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