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米ミンク社、メイクアップ3Dプリンターをアメリカで発売

アメリカの3Dプリンター開発会社ミンク(ニューヨーク州)は、18日、世界初の一般消費者向け3Dメイクアッププリンターの販売を発表した。コンパクトで持ち運び可能なプリンターはあらゆる画像から色彩を入力して、即時に希望のカラー化粧品に変換できる。

同社は、2014年に化粧品の3Dプリンターとしてコンセプトデビューしており美容業界から注目を集めていた。コンセプトデビュー以来、消費者体験をもとに技術改革を進め、より高品質で高性能なパーソナル化粧品の製品化にたどり着いたという。

専用アプリをダウンロードして、インターネット、カメラロール、またはソーシャルメディアから任意の画像をインポートする。画像全体を印刷するか、単色を印刷するかを選択して、ミンク専用の化粧シートをトレイに挿入してプリントアウトする。ミンク化粧シートは、 米食品医薬品局(FDA)の化粧品規則に従って製造されており、製造工程はFDAのガイドラインに従っている。

新製品は同社公式サイトより予約注文を受け始めた。希望小売価格は395ドルを予定しているが、先行予約販売については数量限定で、特別価格295ドルで発売する。商品の発送は2020年秋を予定している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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