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ハーバルエッセンス、北米市場で視覚障害者のためパッケージ改良

米日用品最大手プロクター・アンド・ギャンブル( P&G )のヘアケアブランド「ハーバルエッセンス」は、視覚障害者のためにシャンプーとコンディショナーを区別するためにパッケージングに改良を加えると、このほど発表した。

シャンプーボトルは、裏面の下に4行の突起のある線を追加するデザインになり、コンディショナーにはボトムラインに2列の丸を追加した。これらは非常にシンプルに保たれ、瞬時にタッチすることで区別することができるよう開発された。新しいパッケージは『Herbal Essences bio:renew』に採用される予定で、新製品は北米市場で2019年1月より販売される。

10月の第2木曜日は、World Sight Day(世界視力デー)にあたり、ボトルの開発に携わったSam Latif氏は、メッセージを公式サイトで投稿。自身に視覚障害があり、米国で2300万人または 世界の約2億3300万人の視覚障害者を代表して、このような‘小さな’な試みの意義を訴えていく考えだ。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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