ヒト 3 次元培養表皮「ラボサイト エピ・モデル 24」を用いた皮膚腐食性試験法が経済協力開発機構テストガイドラインへ収載

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2019.06.20

編集部

株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長執行役員:畠 賢一郎)は、ヒト3次元培養表皮「ラボサイト エピ・モデル24」(以下、「エピ・モデル 24」)を用いた皮膚腐食性試験法が、経済協力開発機構テストガイドライン 431(OECD TG431)に収載されたと発表した。

皮膚腐食性試験は、皮膚に対する不可逆的な損傷を評価する試験で、化粧品・日用品・化学品メーカーなど、化学物質を扱う企業などで広く行われている。
経済協力開発機構テストガイドラインとは、経済協力開発機構(OECD)が化学物質の特性や安全性を評価する試験方法を国際的に共通化することを目的としたガイドラインのこと。

OECD TG431 は、ヒトの表皮の生化学的・生理学的特性に極めて類似するよう設計された、ヒト表皮モデルを用いて化学物質の腐食性を評価する試験法。

同社はヒトの細胞を培養した研究用ヒト培養組織「ラボサイトシリーズ」を展開している。「ラボサイトシリーズ」は、ヒト組織に極めて近い構造を再現することが可能。既に表皮モデル「エピ・モデル24」を用いた皮膚刺激性試験法と、角膜上皮モデル「角膜モデル24」を用いた眼刺激性試験法が、OECDのテストガイドラインに収載され、化粧品や日用品の開発などの安全性確認試験において、動物実験の代替として幅広く使用されている。さらに今回、「エピ・モデル24」を用いた試験方法が、皮膚腐食性試験法としても
OECDテストガイドライン(OECD TG431)の基準を満たしていると認められた。

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