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セルフケアに対するアメリカ人の意識調査

アメリカのスパ・フランチャイズ最大手のMassage Envyは、セルフケアについて調査した結果をこのほど、発表した。

アメリカ人がセルフケアとして取り入れている最も一般的な活動には運動(56%)、昼寝または睡眠(40%)、入浴(38%)、マッサージ(36%)があげられた。調査回答者の半数以上が、セルフケアの最大の障害として時間を指摘。調査回答者の4分の1は週に一回以下の頻度でセルフケアをするだけで、自分に費やす時間が足りないと思っていることが明らかになった。

同社は世論調査会社OnePollに委託して、2000人のアメリカ人をランダムに選出してセルフケアのアンケート調査を実施した。

セルフケアが最も必要となる要因の調査では、ストレス(49%)が一番の原因にあげられており、精神障害(41%)、時間(41%)、物理的な休憩(40%)と続いた。ストレスへの懸念は強く、回答者の82%はストレスは身体の健康に影響を与えると回答した。

女性と男性を比較すると、女性は自分自身に「精神的な休憩」を与えるためにセルフケアに参加する可能性が高いのに対し、男性は「身体的な休憩」を必要としてセルフケアを取り入れる可能性が高いことが分かった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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