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メキシコの上院が化粧品の動物実験を非合法化する法案を可決

国際的動物保護団体ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)は、メキシコの上院で化粧品の動物実験禁止と世界各地で動物実験された化粧品の製造、輸入、およびマーケティングを非合法化する法案が可決されたと、このほど発表した。現在、下院に法案が提出されており、下院で可決されると北米で最初に化粧品の動物実験を非合法化する国となり、世界では40番目になる国として位置付けられる。

HISメキシコのエグゼクティブディレクターであるAnton Aguilar氏は、「化粧品業界での不要な動物虐待を終わらせることに一歩近づき、アメリカ大陸におけるメキシコのリーダーシップを示したい」などと述べている。

メキシコの消費者は動物保護に関心を持ち、動物実験をしていない製品を選択するような意識が高まっていたことから、HSIは2017年以来、メキシコでの化粧品動物実験を終わらせるキャンペーンを強化していた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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