スイスの大手香料メーカーのフィルメニッヒは、13日、最新の香水原料として Dreamwood™を開発したと発表した。 象徴的なマイソールサンダルウッド(インドのマイソール産の白檀)に触発されたDreamwood™は神秘的でクリーミーな 嗅覚を提供し、サンダルウッドのフレグランスの新しい領域の開拓を目指す。サンダルウッドのオイルは抗菌効果と皮膚細胞への鎮静作用があるといわれており、新しい原料のスキンケア効果について同社の研究機関で臨床段階。

Dreamwood™は 天然のサンダルウッドのノートを現代の香りに復活させたに製品になり、 特にベースノートとして自然と温かみをより鮮明に演出できるよう工夫されたという。

同社はホワイトバイオテクノロジーを採用した研究開発を推進している。2014年にClearwood®、2016年にAmbrox®Super、2018年にZ11を香水原料としてリリースした。2020年のノートとして Dreamwood™が加わることになる。