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「トップダイエッター」の役割は大きい

ダイエットの成功にはロールモデルが重要かもしれないという調査結果が623日、米Institute for Operations Research and the Management Sciencesからニュースリリースされた。詳細は同研究所発行の「INFORMS journal Marketing Science」で掲載されている。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、肥満の有病率は2039歳の若年成人で40%、4059歳の中年成人で45%、60歳以上の成人で43%です。したがって、たくさんの人がダイエットを実行している。

ダイエット実行者が健康的なライフスタイルを保つことのために、同種の一般人であるさまざまな仲間たちが及ぼす影響について検討した結果、仲間の平均的な減量が、個人の減量にはネガティブな影響をもたらすことがわかった。その一方でロールモデルとなるような「トップダイエッター」の減量は、個人の減量にポジティブな影響をもたらすことが明らかになった。

「これらの調査結果は、ダイエットプログラムを提供する組織や企業が、過去のプログラム参加者の成功体験をどう表示するかに影響を与えるだろう。一般人の減量成功は、約半数のダイエット希望者に失敗する可能性を示す落胆の指標として機能するかもしれない。しかし、トップダイエッターによる減量成功は多くの希望者にとって裏切ることのない、有望な減量目標として機能する可能性が高い」と研究者らは述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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