小児の低栄養は将来の重度虫歯の原因
2020.08.24
国際部
就学自前小児の低栄養と虫歯との関連を調査した結果が8月2日、「Journal of public health dentistry」
今回の研究は中国遼寧省の15の幼稚園からの計772人の子供を対象に実施され、目的をやせまたは発育不全の有病率と虫歯発生の関連とした。ベースライン時の子供の平均年齢は50.82か月、追跡期間の中央値は10.12か月だった。体格指数(BMI)、年齢、体重、年齢、および年齢の身長のzスコアは、世界保健機関(WHO)の児童成長基準を使用して計算された。虫歯は、第5回WHO口腔健康調査基本法に従って評価し、調査の質問票から社会人口統計および行動データを収集した。重度虫歯、やせおよび発育不全の有病率と虫歯の関連評価にはロジスティック回帰を用いた。
その結果、完全調整モデルで、発育不全の有病率と重度の虫歯の発生率の間に正の相関があった(オッズ比2.88)。また、やせの有病率も重度の虫歯の発生率との有意な正の関連を示した。