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肥満術後7年の身体活動とリバウンドが関連

ROUX-en-Y胃バイパス手術後の7年間にわたる身体活動と体重変化の関連性を検討したコホート研究の結果が9月1日、「Annals of surgery」オンラインに掲載された。

減量手術後の生活とリバウンドの関連の理解のため、ROUX-en-Y胃バイパス手術を受けた807人の男女の追跡データを検討。7年間のデータが取得できた649人(女性78%、年齢中央値47歳、BMI中央値46)を解析対象とした。評価は平均の歩行数、座りがちな行動時間、および中等度から活発な身体活動量とした。社会人口統計学、健康状態、および摂食行動を用いた混合モデルで、身体活動と体重との関連を検討した。

その結果、手術前後の身体活動の変化の平均値は小さく、手術後の身体活動レベルは推奨レベルを下回わっていた。より多くの歩行数、より少ない座りがちな行動および減量を伴うより多くの中等度から活発な身体活動量に用量反応関係があった。歩行数と座りがちな行動は、リバウンドとも関連していた。術後7年間の身体活動レベルと体重転帰との関連が示された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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