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ノードストローム、全米の店舗で美容容器の回収リサイクル開始

アメリカで高級デパートチェーンを展開するノードストローム(ワシントン州シアトル)は1日、すべてのブランドの美容容器を回収してリサイクルするプログラム BEAUTY CYCLEを同日より開始すると発表した。

美容業界では毎年1200億ユニット以上のプラスチックパッケージが製造販売されているが、リサイクルされるのは9%未満だという。同デパートは、世界的なリサイクル業者テラサイクルと提携してデパートに持ち込まれた空のパッケージをテラサイクルに送り、そこで洗浄されて金属、ガラス、プラスチックに分離されてリサイクルされる。プラスチックは公園のベンチやピクニックテーブルなどのさまざまな新製品にリサイクルされ、金属はナット、ボルト、ワッシャー、リングなどの製品のベース材料として再利用される。

リサイクル可能な美容製品の容器はマスカラチューブ、アイライナーペンシルとケース、アイシャドウとチューブ、リップクリームチューブ、シャンプーとコンディショナーのボトルとキャップ、ヘアスプレーボトルなど多数の製品が含まれる。 受け入れることができるアイテムと受け入れられないアイテムについては公式サイトでリストアップしている。

ノードストロームは、 BEAUTY CYCLEプログラムを通じて、リサイクルが困難な美容パッケージを2025年までに100トン回収し、確実にリサイクルすることを目指す。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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