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米コティ、「カイリー・スキン」をeコマースでグローバル展開

米コティは、7日、グループ傘下のスキンケアブランド「カイリー・スキン」の Direct-to-Consumer(D2C:直接消費者と取引)を拡大すると発表した。ブランドの生みの親カイリー・ジェンナー氏はソーシャルメディアチャネルを通じて、世界のファンや顧客との強いつながりを築き上げスキンケア製品の効果的な需要を生み出しており、北米以外で圧倒的な人気がある英国、フランス、ドイツ、オーストラリアの消費者向けにウェブサイトを立ち上げてビジネスを強化する。

各国のD2Cサイトでは、追加の通関手数料や関税を回避することが可能になる。そのほかの利点として、消費者は、製品を現地の言語や通貨で購入でき、製品の配達が迅速になる。4カ国の D2Cサイトは以下の通り。

英国:https://www.kyliejennerskin.co.uk
フランス: https://www.kyliejennerskin.fr
ドイツ: https://www.kyliejennerskin.de
オーストラリア: https://kyliejennerskin.com.au

同ブランドは今年6月に ドイツの化粧品小売チェーン大手ダグラスと販売契約を結んで、既にドイツ市場に進出している。 新型コロナウイルスのパンデミックの影響が続く中、eコマース市場での業績拡大が期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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