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トレンドの赤い口紅は日本経済回復の「兆し」、資生堂調査

資生堂は8月30日から9月2日、20~44歳までの働く女性を対象に、「赤い口紅」と社会・景気の時代性の相関関係についてのWEBアンケート調査を実施した。同社は、2012年秋冬の東京の街頭調査で、ファッションに敏感な若い女性の4人に1人がビビッドな「赤の口紅」をつけていることを観測。この赤い口紅の流行を検証し、2013年秋冬のトレンドである「赤の口紅」(=参考画像)と、アベノミクス効果に代表される日本経済の緩やかな回復と関連があるかどうかを調べた。

赤の口紅調査社会・景気に対して「明るい兆しを感じる」と回答したのは全体の半数以上(54%)。そのうちの3分の2近くが「明るい方向へ向ってほしい」と回答があり、現状の実感よりも期待が高いことが窺えた。この半数以上(54%)の「明るい兆しを感じる」層において、「社会の明るさや好景気が与える心理的作用」と「赤の口紅」から受ける印象に相関関係があることが判明した。

「赤の口紅」の印象について、約8割の人が「前向きさ」、「女性としての強さ」を感じており、また、「変化を望む気持ち」「自分らしさ」を追求する姿勢まで感じ取っている。同社はこの結果を「社会・景気に対し高い期待を寄せる女性は、自ら先んじて『ポジティブに動こう』とする心理が赤の口紅から受ける印象と結びついて、新しいトレンドに繋がっている」と分析。また9月8日に、2020年東京オリンピック開催が決定したことを受けて同社は「経済への起爆剤となるだけでなく、女性の消費心理にもプラスにはたらくことが期待される。こうした社会背景において、この秋冬は『赤の口紅』を楽しむ女性が増えるのでは」と予想している。

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