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米国レーザー医学外科学会での発表論文、半数は出版へ

米国レーザー医学外科学会(ASLMS)総会で発表された口演やポスターの研究報告がその後どうなったのかを追った調査報告が11月24日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。

ASLMSの年次総会は、美容皮膚科で頻繁に利用されているレーザーおよびエネルギーベースの技術の研究を広めるための独自のプラットフォームを提供する場である。今回の調査では、3年間にわたってASLMS年次総会で発表された抄録の”その後”を追跡した。

2013年、2014年、2015年のASLMS年次総会を対象に追跡調査した結果。ASLMS年次総会で発表された抄録の出版率は、それぞれ50.3%、49.1%、43.5%だった。出版までの平均時間は16.1か月だった。出版物の結果は、一般分野、抽象的な論考、ポスターのカテゴリー、臨床研究の焦点、研究デザインによって異なった。研究者らは「すべての抄録の約半分が出版されており、その数は多いと考えている」と述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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