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ビタミンC血中濃度が低いと歯ぐきから出血しやすい

歯ぐきや網膜の出血傾向とビタミンCの必要量の関連を検討した論文が2月1日、「Nutrition Reviews」オンラインに掲載された。

WHO(世界保健機関)が、壊血病の予防効果に基づく1日当たりビタミンC(アスコルビン酸)推奨量を設定した。しかしこの推奨量では微小血管の脆弱への効果が低すぎるとした研究結果が出されている。

そこで今回の研究では、歯肉出血の傾向がある1140人の参加者を対象に、微小血管の脆弱性の兆候とした歯肉出血および網膜出血と血中ビタミンCレベルの関連を調査した。その結果、壊血病予防に基づいたビタミンC推奨量では、歯肉出血および網膜出血を防ぐには低すぎる可能性があることがわかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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