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米国でエスティローダーUber Eatsと提携

米エスティローダーは、モバイルアプリでレストラン宅配サービスを展開する米Uber Eats(ウーバーイーツ)と提携して、スキンケア製品とホームフレグランスの宅配サービスを計画している。コスメティックビジネスのウェブ版(10日)によれば、エスティローダーは高級ブランドJoMalone(ジョーマローン)とスキンケアブランドOrigins(オリジンズ)の商品を購入した顧客に、ウーバーイーツもしくは傘下同業者Postmatesを介して、米国の20都市にある60以上の提携地域への宅配サービスを提供する。サービス開始の予定日については明らかにされていない。

ウーバーイーツが化粧品会社の製品を取り扱うのは初めてとなる。宅配便業者は利用者から発注を受けると食品の注文と同様の配送料で自宅に配達する。昨年のパンデミックにより宅配業者の利用者は急激に増加した。消費者の行動が変化するにつれて、オンデマンドサービスへの期待が高まりレストランの注文配達から化粧品の注文配達などへとビジネスが拡大している。エスティローダーにとっては新たなデリバリーチャネルを追加することで顧客サービスの向上を目指す。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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