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中国で植物ベースのタンパク質に対する認知度大

グローバル情報会社NPDグループは、 植物ベースのタンパク質が中国で受け入れられているという調査結果をこのほど、発表した。 同グループの最新レポートの中で、中国で植物ベースのタンパク質は肉タンパク質に比べて市場シェアは小さいが、認知度は90%に達していると報告された。植物ベースのタンパク質の支持率も上昇しており、2020年10月に調査した結果の53%から2021年1月には68%に増加した。

中国で植物ベースの食品製品開発として、レストランでの料理メニュー、スナック、調理用の材料、宅食などの項目で試食品を研究した結果、レストラン料理と植物由来スナックの試食率は60%と最も高かった。

NPDグループのAPACフードサービス担当シニアバイスプレジデントであるGimantha Jayasinghe氏は、 中国の消費者が食事でより多くのタンパク質を求める中、植物ベースの食品がより多くなるにつれて、植物ベースのタンパク質がより受け入れられるようになる、などと予測している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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