千葉に化粧品物流専用の危険物倉庫を建設 リードタイム短縮やコスト低減目指す
2021.08.5
編集部
株式会社エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(東京都大田区/代表取締役社長:中江康二)は8月5日、同社千葉物流センター(千葉県市川市)に化粧品物流専用の危険物倉庫を建設すると発表した。
今回の危険物倉庫は化粧品メーカーやディーラーによる危険品に該当する製品の取扱いニーズに対応するため建設を決定したもの。竣工は12月を予定している。
この倉庫の完成により、同物流センターの一般倉庫では扱えなかった危険物第四類に該当する製品(香水、スプレー缶、アロマオイル、アルコール消毒、除菌ジェル等)の取扱いが可能になる。
なお、同社はすでに同物流センター内のB棟でシェアリング型の化粧品物流プラットフォームを運営運営している。ここでは医薬品医療機器等法(薬機法)上の化粧品製造業許可を取得し、製造作業をはじめ、入出荷作業、倉庫管理システム、作業・保管エリア、輸配送モードを顧客企業に提供してきた。
また、新しい危険物倉庫のメリットとして、同社は「B棟と同一敷地内に併設することで、製品の横持配送の削減や作業の効率化によって配送のリードタイム短縮やコスト低減が可能となる」ことをあげている。