「メンズ美容」は創生期 トレンドセッターの育成が必要
2021.08.11
編集部
インフルエンサーマーケティング事業を展開するLIDDELL株式会社(東京都渋谷区/代表取締役:福田晃一)は8月11日、男女それぞれの美容に関するハッシュタグを調査・分析したところ、メンズ美容に関連するハッシュタグはレディースと比較すると、圧倒的に狭い結果となったと発表した。
調査方法は、インスタグラムの特定ジャンルのアカウントのフォロワーからランダムに100アカウントずつ抽出、フォローしているハッシュタグのジャンルをカウントするというもの。
このデータに対して、ビューティー(レディース/メンズ)のコレスポンデンス分析を行った。
その結果、レディースのクラスタには、「美容系」や「ブライダル」などの関連するハッシュタグが見受けられるのに対し、メンズのクラスタには、美容にまつわるものはなく、男性がフォローしている汎用的な「アニメ・ゲーム」や「アウトドア・スポーツ」などの関連ハッシュタグが多い結果が得られた。
これについて同社は「未だメンズ美容のマーケットは創世記(創生期)であると同時に、マーケットの新規流入や開拓をするには、『メンズビューティー』『メンズ美容』などの明快でシンプルなハッシュタグとともに、トレンドセッターの育成と情報を発信するコンテンツの拡張が必要」と分析している。