総医研ホールディングス 中国市場不振で化粧品事業の売上高前期比10.8%減
2021.08.24
編集部
化粧品や機能性食品素材を手掛ける総医研ホールディングス(大阪府豊中市/代表取締役:石神賢太郎)は8月19日、2021年6月期の決算説明会資料を公表した。
それによると、中国市場向け商品の販売が、同国のEC市場での需要が一度高まりを見せたものの、その後は振るわず、とくに第三四半期以降急速に減速した。
その結果、化粧品事業の売上高は前期比10.8%減の44億1,100万円となった。
同社の他の主要部門、「健康補助食品事業」の売上高は前期比3.0%増。「機能性素材開発事業」は同比9.2%増。「評価試験事業」は受注残高の減少により営業損失が拡大したものの、売上高は前期比71.1%増となった。
この化粧品事業の不振により、黒字は達成したものの連結売上高は89億4,200万円と前期比4.0%減となった。