RMIF基準の健康食品原料データベース「INGRE BANK」β版がリリース
2021.10.12
編集部
化粧品OEM、化粧品ビジネスマッチングサイト「Benten」を運営する株式会社Cogane studio(愛知県名古屋市/代表取締役社長:植村 元)は9月末日、化粧品業界で初めてというRMIF※対応の化粧品、健康食品原料データベース「INGRE BANK(イングレバンク/https://ingrebank.com/)のベータ版をリリースすると発表した。
※Raw Material Information File(RMIF)の略で、日本化粧品工業連合会が推奨している化粧品メーカーと化粧品原料メーカー間での原料に関する情報を円滑に行うための業界推奨基準のフォーマット
このデータベースでは、RMIF対応の原料データベースを提供し、各種原料の検索や資料のダウンロード、サンプルの受発注を一元管理できる。
ただし、現在ベータ版であり情報を強化するため、原料を掲載したいメーカーを募集している(https://forms.gle/uH4MPSbLY6j1oY9X6)。
同社はこのデータベースについて、RMIF基準であるということのほか、ブース機能を設けたことにより同業他社に見られることなく、安心して原料情報を掲載できること、サンプル発注・資料ダウンロードまで一気通貫することなどの特徴があるとしている。
それらの情報の秘匿性を高めるため、INGRE BANKでは全ての登録ユーザーが原料会社それぞれの承認がないと原料会社の原料情報を見ることができない。ユーザーは承認後初めて、原料の詳細な情報や各種資料のダウンロードが可能となる。
また、原料会社各社がセミナーや新規や既存の原料をPRできる仕組みを備えた。また、原料に関するブログを掲載することができ、自ら会員登録者にPRすることを可能にしている。