ソフトコンタクト装用による症状の要因を特定

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2021.10.18

国際部

ソフトコンタクトレンズ装用による症状とその要因を検討した結果が10月4日、「Contact Lens & Anterior Eye」オンラインに掲載された。

今回の研究は、日本のクリニック9施設で定期検診を受けたソフトコンタクトレンズ装用者を対象に、8項目コンタクトレンズドライアイ質問票(J-CLDEQ-8)スコア高値と関連する因子を検討。対象者にはJ-CLDEQ-8の検証済み版と非検証済み版に回答してもらい、両版のスコアの差も検討した。

その結果、J-CLDEQ-8スコア高値の有意な患者関連危険因子は女性、再利用可能なレンズの使用、長期のソフトコンタクトレンズ装用、人工涙液使用だった。検証済みのJ-CLDEQ-8の8項目中6項目のスコアは、非検証済み版に比べ有意に高く、検証済み版と非検証済み版の総スコア平均値に有意差が見られた。

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