ヘアカラー通販のeSalonが米国広告審査局から修正勧告
2013.10.28
編集部
カスタムメイドのヘアカラー販売で人気のある米国の通販会社eSalonに対し、米国広告審査局(NAD)は23日、同社のソーシャルメディアへの関わり方に関する部分への中止勧告を行った。
これは、ブログを含む、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア中のeSalonの露出に関して、スポンサー付広告と編集コンテンツの境があいまいであり、訪問者に混乱を招くという理由で見直しを求めたもの。見直し対象となった広告表現には、
・専門家の手によるあなただけのサロン品質のカラーを自宅の椅子に座ったままで
・それぞれのカラーはあなたのためだけに作られたものです。完璧な仕上がりが・・・
などが含まれていた。
NADは第三者である専門家による説明や編集コンテンツと思われたいくつかのコンテンツが、実際にはeSalonが作成したものであった事例に懸念を表明し、読者がそれが広告であったか編集された内容であったかを見分けることができたかどうかについて疑問視した。eSalonは「NDAによる勧告が正当であると考え、喜んで修正する」とを発表している。